住まい・まちづくり担い手事業は、住宅の建設、維持管理、流通、まちづくり等についてのNPO法人、任意団体等の活動を促進することを目的に、先導的な活動を公募し、優れた提案に対して、補助(活動費の支援)を行う事業です。ここでは、支援対象団体の概要や活動報告書、報告会の記録を掲載しています。
まちを豊かに育む「暮らし」に関するまちと人との関係のあり方について、コミュニティの単位としての「町(ちょう)」やマンション紛争など京都の事例、大阪におけるまちの複雑な形成過程とまちづくりなど具体事例を交えながらお話いただき、「まちと住まい」、「公と私」、「多様性とネットワーク」といったまちと人との関係のあり方に「コモンズ」というキーワードを織りこみながら、まちの日常を豊かに育む暮らし方やそれを支えるしくみについてお話いただきました。
[日時]:平成22年6月29日(火)15:30〜16:30
[場所]:学士会館(東京都千代田区)
[講演者]:高田光雄氏(京都大学大学院教授)
現在、地域資源の喪失やコミュニティの崩壊といった差し迫る地域の課題解決に加えて多様な活動が生まれてきています。そのひとつに、まちで住み暮らす日常の中で、自然と人が出会い、交流し、楽しむ場を創造する活動があります。一人ひとりが関わりたいと思うことから始まり、人と、そしてまちの個性とつながることでまちを知り、いつの間にか、まちがやわらかく育まれていくといった活動です。本シンポジウムでは、このような新しい住まい・まちづくり活動が生まれてきた背景やその意味を具体的な事例からひもとき、今後の市民主体の住まい・まちづくり活動の行方について考えました。
[日時]:平成23年2月28日(月)13:30〜16:30
[場所]:住宅金融支援機構すまい・るホール(東京都文京区)
[講演者]:手嶋尚人氏(東京家政大学准教授、建築家)ほか
江戸のまちの生活文化が残る東京・谷中界隈をフィールドに、さまざまな人々の思いを包みつつ、地域で育まれてきた暮らしに寄り添い、時を刻んできたまちづくり活動の現場を訪れ、まち歩き&ワークショップの研修会を実施しました。まちに関わる「まちづくり協議会」「アートプロジェクト」「まちの歴史を刻む建物」「地域雑誌」という4つの視点にそって、それぞれのまちづくりの現場を見、聞き、実感し、検証しました。
[日時]:平成22年3月25日(金)13:30〜17:30
[場所]:市田邸(東京都台東区)
[講演者]:手嶋尚人氏(東京家政大学准教授、谷中学校運営人)ほか
当機構が運営している「住まい・まちづくり総合データベース」に登録している「住まい・まちづくり支援・助成団体データベース」を対象に、支援・助成の現状、主に支援・助成の利用実績やNPOに対する意識についてアンケート調査を実施しました。
昨今、住まい・まちづくり活動の現場でアートを活用した事例が目立つようになってきました。美術館という非日常の空間から地域という日常の空間へ抜け出たものもあれば、地域の中から生まれ出たものもあります。本研究では、今後の住まい・まちづくり活動においてどのようにアートを活用していけばよいかを探るため、まちと関わるアートの変遷、各地のアートプロジェクトの実際、住まい・まちづくり活動におけるアートの可能性について検討しました。
優良な建築、住宅に関する写真や建物概要及び街並みに関する図面資料等の収集を行い、各資料を電子データ化して保全するとともに、インターネット上で広く一般に公開を行いました。なお、公開にあたってはDAAS(建築・空間デジタルアーカイブス)の協力を得、データはDAASのサイトに掲載しています。
長期優良住宅等推進環境整備事業の普及を図るため、周囲のまちなみや景観との調和が図られたより良いデザインの建築物を誘導するための建築物の形態・外観・敷地との関係等に関する協議調整システム(デザインレビュー)のあり方について、昨年度においては一般化に向けた基礎的知見を得ることができました。今年度はその成果を踏まえ、全国的な協議調整の実施状況の把握を行うとともに、協議調整の実施にあたっての各種制度における位置づけ、手法等の具体的な知見を得ることを目的に調査を実施しました。
マンション管理の形態として、第三者管理者方式を実施している様々な事例等の実態把握を行い、その上でマンション管理業者等の第三者管理者による区分所有者等への業務報告といった情報開示及びその業務に対する監査等のチェックの仕組みや運用、第三者管理者方式の場合の財産の分別管理等の実務面での課題を抽出し、これらの課題に対応する制度改正を含めた対応策を検討しました。また、長期修繕計画作成ガイドラインの改訂に向けた、マンションで一般に用いられている仕様及び修繕の工法・内容等の調査及び修繕実態等の把握を行いました。
建築基準法第48条ただし書き許可の実態を把握するため、実際の許可事例及び許可基準の収集を行い、用途規制の柔軟な運用に対する基礎調査を行うことを目的に、建築基準法第48条ただし書き許可の実態把握を行い、全国の特定行政庁を対象に、用途許可事例を収集・整理するとともに、特定行政庁が定める許可基準(内規を含む)の収集・整理を行いました。また、都市計画法や建築基準法集団規定の特例制度の運用実態・事例収集を通じて、近年の適用実態を把握するとともに、総合設計制度を活用した先進的許可事例を収集し事例集としてとりまとめることを目的に、都市計画法及び建築基準法集団規定の特例制度の事例把握及び総合設計制度事例集の作成を行いました。